給湯器が高騰している!?

2023年、大手メーカー4社から「給湯器を値上げする」ということが発表されました。

値上げ率に関しては、メーカーによって差異があるものの、およそ5%〜10%ほどとなります。

以下では、何故給湯器が値上げされてしまったのか、その原因についてご紹介していきます。

  • 住宅設備の値上がり
  • 給湯器の買い替えを検討するタイミング
  • 光熱費について
  • 早めの買い替えが必要な方とは

住宅設備の値上がり

給湯器値上がりの最大の原因は、「原材料・原燃料」や「物流費用」など、住宅設備に関わる費用が全体的に高騰してしまったからです。

給湯器だけに限らず、キッチンやバスルーム、トイレや住宅設計に用いられる床材・壁材など、あらゆる住宅設備が値上がりしています。

やはり、世界的大問題となったコロナショックが原因と言わざるを得ない状況にあり、その他、中東の原油価格高騰や自然災害などによる物流費の高騰も要因となっています。

また、現在もなお続いておりますウクライナ・ロシア問題もあり、今後もこうした住宅設備や光熱費などが値上がりしていくと予想されます。

給湯器の買い替えを検討するタイミング

給湯器の生産で有名なある大手メーカーは、給湯器の寿命は「給湯器の耐用年数は10年を目安に」とされています。

耐用年数とは、通常の用途に対し正しく使用を繰り返した場合、通常予定される効果を上げることができると見込まれている年数のことです。

耐用年数が過ぎると、徐々に本来だせるべき効果が失われていったり、突然の故障が起きたりなどします。

給湯器の例に置き換えれば、10年経過して使い続けた場合、お湯を作る機能が低下したり当然お湯がでなくなったりすると認識しておくとわかりやすいでしょう。

耐用年数はあくまでも見込み・目安であり、メーカーや設置環境、使用頻度や使い方によっては10年未満で故障することもあれば10年以上使えることもあります。

給湯器の使用から10年前後経過しており、そろそろ買い替えを検討されている方は、以下のことが少しでも参考になってもらえればと思います。

光熱費について

電化製品等の住宅設備は、年々新しいものが作られ、新しくなるほど「省エネ」に繋がるものが作られていきます。

分かり易い器具や名称を出すとすれば、部屋の照明などに使われ、寿命が長く消費電力も少ないと言われている「LED照明」を思い浮かべると良いかと思います。

古い給湯器を使用しているとガス代や電気代など、お湯を作るために使われる燃料に対する費用が高くなってしまいます。

長期間使用していればその分だけ故障のリスクも高まります。

早めの買い替えが必要な方とは

「10年は経過していないし、今も問題なく使えている」と思っていてもいつ故障するかはわかりません。

材料費や物流費、燃料費が高騰しているだけでなく、材料や部品の仕入れの遅延によって給湯器自体が品薄になり、購入したものの納期は数か月先になってしまうということも珍しくありません。

仮に今使っている給湯器が急に壊れてしまえば、お湯が使えずお風呂に入ることができないという状況が数か月もの間続いてしまう可能性もあります。

給湯器の在庫があったとしても、配送から工事の手配など、直ぐに施工してもらえる場合でも数日〜数週間かかってしまうこともあるでしょう。

こうした最悪のケースに陥らないためにも、長期間にわたる給湯器をご使用の場合には壊れる前に買い替え・購入することをご検討頂いたほうがよいかもしれません。

経済の回復・ありとあらゆる物価の高騰、こうした状況がいつ落ち着くかもわからない今だからこそ、買い替えをご検討の方には、早めの買い替えをおすすめいたします。

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