プロパンガスをお使いのご家庭には、ガスボンベが備え付けられています。
そのガスボンベの横にエアコンの室外機が設置されていませんか?
目次
ガス容器から2m以上の保安距離を!
実は、プロパンガスの容器からエアコンの室外機は2m以上離さなくてはいけません。
何故か?それは室外機が「着火源となりうる電気製品」だからです。
室外機に限らず、着火の恐れがある電化製品はボンベの近くに置いてはいけません。
コンセントもNG!
では、他にはどんな電化製品が「着火源になりうる電気製品」かというと、以下の様なものが挙げられます。
- スイッチボックス
- コンセント
- 照明器具
- 配電盤
- 浄化槽のポンプ
- 電機温水器
- 冷蔵庫
着火源とならない電気設備
お客様
お家のガスボンベの周りに電気製品があったけど大丈夫かしら…
と思われた方、
以下の条件を満たしていれば問題ありません。
①直接裸火を持たないこと。
ろうそくの火のように、火がそのまま見える製品はダメだということです。
②320℃より高温となる部分を持たないこと。
高温の熱を持つ製品はNGです。
③接点を持つ電気製品は、ON-OFFによる電気火花が点火(着火)エネルギーより小さいこと。あるいは、接点が密封されていて、電気火花が外に出ないこと。
※日常使用しない接点など(保守および点検用など)は、接点として扱わない。
上記3項目を全て満たす製品は2m以内に設置されていても問題ありません。
安距離が確保できない時は、どうするの?
「どうしても、室外機はそこに置くしかないんです・・(涙)」
という場合もありますよね。
そんなときの回避策もあります!
不燃性の隔壁を使って火気を遮れば良いのです。
自分の家を見てみたら、当てはまっていたという方
プロパンガスを供給している会社に相談してみてください。