お客様から入電がありました。
お客様
蛇口を閉めとるのに、水が止まらん・・
ということで、早速調査させてもらいました。
現場で確認させて頂くと以下のような状況
【製品】
鈴村製作所の立水栓(S-10AS)
【現象】
開閉レバーを閉めても、水が止まらない
お客様の言う通り
力強く閉めても、水の漏れは止まりませんでした。
というわけで、分解開始!
まずは元栓を閉めてから、上部のハンドルビスを外します。
上部のカバーを外すと三角ゴムパッキンがお目見え!
こちらも外してスピンドルを回す。
そうすると、この様に外れます。
問題はこの中身です。
写真では分かり辛いですが、石粒のようなものを発見!
取り出して見てみると、錆の塊のようですね。
古い水道配管には、鉄管が使われていることがあります。
その場合、経年劣化により内部に錆ができ、給水と共に錆が出てきます。
それが詰まりを起こすことは多々あるので、その可能性があります。
ラジオペンチで石粒を掴んで、除去!
これで、大丈夫!
と思いきや、同時に以下のようなものが発見されました。
シールテープですかね。
シールテープというのは水栓など、水回り機器の接続に使われるものです。このテープのお陰で配管の間から水が漏れない訳ですが、本来これは水栓の内部にはあるべきものではありません。
配管の何処かから流れてきたようです。
こちらも除去!
これでOK!元の通りに組み立て直して、完了!
無事水漏れは止まりました。
今回は10分程度の作業で完了しました。
「多少の水漏れは我慢」
「どこかに依頼するのも面倒だ」
と放っておく方も多いですが、当然放置すればするほど水道代は上がっていきます。
意外と簡単に直るものが大半です。先ずはお気軽にご連絡下さい!
コメント